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シンガポール駐在・今度はアジアで中流生活です!(日本語教師情報満載です)

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茶チャン店(食堂)の利用法

茶チャン店(チャーチャンテン)は食堂です。日本でいうとどんなお店か考えたのですが、思いつきません。
定食屋兼ファーストフード兼ファミレス兼専用キッチン(笑)とでも言いましょうか?
自宅であまり調理をしない香港人に取ったら、まさにここが台所なんです。
私が住んでいた北角には駅の周辺だけで軽く20軒はありました。
この数の食堂が生き残っていけるんだから、どんなに香港人がこれらを利用しているかわかりますね。

残念な事に、日本人はほとんど食堂を利用しません。
こんな食堂ではなく「酒楼(中華レストラン)」を利用するか、この数年で随分と増えた日本食レストランが彼らの御用達。
ガイドブックに載っているようなレストランに行くと、観光客ばかりでなく駐在の日本人もワンサカいます。

ちょっと脇にそれてしまいましたが、この食堂の活用法を書きます。
まず店内に入ったら自分で席を見つけて座ります。そうするとどこからともなく店員がお茶を持って飛んできて、注文を聞きます。
十中八九店員さんは英語ができません。「サンキュウ」だけは得意なので頻発しますが、それ以外は全くだめ。
だから最初から当てにせずに、筆談覚悟でペンと紙だけは持参しましょう。
通常はテーブルにあるメニューを指差すだけでOK。
しばらくすると出来上がった料理と伝票をがテーブルに置かれます。
食べ終わって、レジに伝票を持っていって支払えば全て完了。
チップも要らないので、慣れればすごく楽です。

日本人ならメニュー判読の心配はあまり要りません。半分くらいは推測できるし、はずしてもそれがまた一興。時には英語を使いたい定員さんもいて、うるさいほど話しかけられますが、それも楽しいですよ。

さて、値段ですが飲物類は$8前後、お粥類は$10前後、炒飯・炒麺は$25前後、他に2人世界(二人用セット)などもあり、メニュー片手に悩む時間も楽しいですよ。

私の場合は、平日は週2・3回朝粥をテイクアウト、仕事先での昼食も食堂、週末は朝定食を夫と食べてそのまま競馬場へ・・と思いっきり食堂を利用していました。
軒数は多いですが、舌の肥えた香港人を相手に生き残っていくからにはそれなりのレベルが必要。場所によっては高級レストランより十分おいしいですから試してみる価値ありですよ。


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